luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

国の強大さと、人間の存在の小ささと。

呟きついでに、少し国の外交と、国民の生活の視点で、少しだけ語っておきたい。
例えば中国、あまりに巨大な国だし、確かに粗暴な行動で周囲の国が困っていると言う事は言える。でも、それを構成する国民は、やっぱり一人の人間だよ。
無論、大きな外国の巨像*1が、自国の民を踏みつぶす姿に異を唱え、抗議するのは良い。あくまで、国を批判するのであれば。...また、国の「手」となり、悲劇を引き起こした「手」自身の所業について、非難するのも、実行者の責を問う、という意味で妥当と思う。
しかし、問題がある国に属するからと言って、市井の一人ひとりの人間に攻撃を加えたりするのは*2、止めた方が良いと思う。
多分、こういう事が起きると、国への非難を、弱い立場の子供や市民に加えようとする輩が出かねないので、その点だけは釘を刺しておきたい。


...そんな事をやっても、憎悪の連鎖を生むだけで、何の利益も生まないよ。

*1:偶像でも良いけど。要は国、国を象徴するもの。ちなみに、象徴天皇は、ここには含めないので念のため。国という概念の方だから。

*2:例えば、中国系の観光客に暴言を吐いてみたり、休戦中の敵国に砲撃を加えたからと言って、国ではなく、そこに属する普通の市民を攻撃してみるような事。