luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

本当の問題は日の当らない処にある。

http://d.hatena.ne.jp/numachinomajo/20101113/1289646888#c

luckdragon2009 2010/11/16 22:35
まあ、障害者というか、ハンディキャップ(母子家庭なども含む)がある場合に、実際の能力があっても、結構安めの給与で働かざるを得なかったり(採用のされにくさで、ブラック系の企業の勤務体制に組み込まれやすい)、採用でも最終的に、勤務を忌避(表立っては表現されず、実際には隠されてます)されたりする現状があるので、実際のハンディキャップ者が本当に恩恵を受けているか、というと、必ずしも違ったりします。
例えば、本当は障害者は人口にある割合で存在しているはずなのに、一般社会に、その割合で見えていない、って何か変だと思いませんか?

バリアフリーとかでも、何ちゃってバリアフリー多くて、障害者トイレも実際には一般の人が使ってたり(必要としない時に使うのは良いのですが、肝心な時に使えなかったり、鍵がかかってたり[つまり使用禁止状態])、障害者用の駐車場は、実際にはとある教授の専用駐車場だったり。
そういう、隠れた障害者差別が、本当はあって、障害者の社会参加を拒みつつ、障害者が努力しないから、と言う言い訳に使われたりしています。

また、障害者のある程度の割合には、実際には自己の障害を理由として、まったく努力を行わなくても良いような行動指針をとる集団もおり、これも極端なんです。(そういう社会実現をする、集団組織になってしまっている。)
生活保護は、段階的なものがあれば良いのですけど、固定設定ですし。

パチンコとかの話は、実際には特定のいわゆる生活状態落下層の一時状態(つまり、その後に、対象家庭は崩壊する)なので、マスコミとかは報道しますけど、そのイメージはあまり気にしないで良いかと。
一般の家庭ならともかく、ハンディキャップ者が、パチンコに囚われたら、あれは収奪産業(賭博は基本的にそういう構造)なので、崩壊以外は起きません。崩壊しない場合は、どっかから資金供給がある以外はあり得ないので。

この話、語り出すと、止まんないんだよねえ。隠れた障害者差別は山ほどあるし、また、いわゆるイメージに隠れた、補助金系の収奪も反面教師的な存在として、これも存在しているし。

そもそも、こういう話、一般になかなか知られていないし。(いわゆる低所得者層に、闘病者、障害者、ハンディキャップ者が見事に当てはまっている現実があるのだけど...。いわゆる、ドロップアウト層。)

あんまり言いたくないけど、生活保護者の特定割合に、反社会集団もいるでしょ。

luckdragon2009 2010/11/16 22:44
まあ、長文になってしまうので、ここらへんで止めておきましょう。
実際、報道されず、見えていない話、たくさん、ありますからねえ。バリアフリーと言いつつ、あれは行動規制者のバリアフリーで、聴覚障害とか、他にもいろいろあるし、そもそも、障害やハンディキャップって、すごく多様だし。(それに、障害者って、先天的なものは別として、高齢層に発生するものって、結構、一般的な人が年をとって何らかの理由で発生するもの、かなり多いですよ。例えば、脳由来の肢体麻痺とか、内臓障害関係での行動ハンディキャップとか。)

実際に、そういう事態になってから、多くの人は初めて気がつくんです。
ああ、私が過去に嫌悪してた人たちって、こんなに大きな困難の下にいたんだって。

...って、私も、自分の身近に、とある事が起きるまでは、無感覚だったし、今でも、全然、ハンディキャップ者の事を理解しているとは思わないですけど...。(経験ではない、頭学問的知識も多いので。)

luckdragon2009 2010/11/17 04:21
あと一言補足しておくと。

基本的に障害者(ハンディキャップ者も)、ネットでの積極的な反論の場、持っているとは言い難いです。(つまり、積極的な意見の掲示がなかったからと言って、現実に、そういう存在がいない訳ではない、という事です。これは悪魔の証明なので、あまり強く主張しませんけど、それが現実です。)

http://d.hatena.ne.jp/numachinomajo/20101113/1289646888#c

luckdragon2009 2010/11/18 01:29
あまりうまく言えませんが、基本的に何も行動に障害がない事を前提にする世界だけは、間違っていると思います。人間、人に全く迷惑をかけない生き方なんてのは、出来ませんから。
(ほぼ毎日、徘徊老人のアナウンスが町内放送される情景*1を思いだしつつ...。世の中が可能な限り、適正に稼働できることを願う。)

http://d.hatena.ne.jp/numachinomajo/20101113/1289646888#c

現実は、健常者の生活の下に、底知れぬ、這い上がれぬ、そして反論の場もない、暗い穴があいている。
その事に、どれだけ気付いているか、そして、それを解決しようと足掻いているか、それを意識せずに普通の生活ができる人間は気がつかないだけのこと。*2 *3
...無邪気な差別に気付かない人は、例えば、普通の人でも突然風邪をひいて休んだり、病気になったりするのに、同じ頻度、同じ日数でも、持病持ちは断りたい、とか主張したりする。*4 *5
最初に悲惨な例を見てしまっても辛いと思うので、入門書的な本*6を下記に挙げておきます。これは、まだ理想論に近いのですが。*7
[:title]
[“ユニバーサル”を創る!―ソーシャル・インクルージョンへ]

*1:私の区ではないのですが、都市部でもある程度老人が多めの地域に行くと一般的だと言われています。つまり、日本はそういう状態が一般的、普通という事です。さすがに、これを頭に意識できない人はいないと思いますけど...。

*2:よく観察していると実は分かるけど、障害者以外の例を上げると、アルコール中毒患者な人は、同じ人間を観察し続けると、かならずお酒に酔っている、もしくは電車でお酒を飲んでいる、とか...。必ず、その一角からはお酒の臭いがする、とかね...。アルコールを毎日必ず飲んでいる、というのは異常状態と気付こう。 - luckdragon2009 - 日々のスケッチブックにて記載。他にも、持病で定期的な通院が必要になることは、一般的な人間にも、ある程度の年齢となると、ごくごく普通に存在することなのに、それに意識がいかない人は一体何を考えて、生きているのか、と思う。周囲に幾らでも例が転がっているのに...。

*3:総ての事について、人間は知ることはできないので、全てに気付く必要はないとは思うが。

*4:論理的に考えれば、同じ頻度と日数は、勤務には何も影響を与えていない。また、下手をすると、持病持ちは定期通院を欠かさないので、下手をすると突然の休み、は逆に少なかったりする...。

*5:知り合いの会社で起きた事件ですが、風邪がちの親会社からの出向者を入れ、それよりも欠席数の少ない持病持ちのベテランを退職に追いやった実話を知っています。ちなみに、その会社、幸いなこと(?)に去年倒産しました。

*6:まあ、私がいつも提示する定番の書籍だが。

*7:実際には、酷い話はいっぱいあるので。