luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

盲導犬を、社会に。...正しい理解をお願いします。

http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20101019ddlk37040594000c.html』というニュースがあったらしい。

盲導犬使用について理解を深めるため、盲導犬とユーザーが観光地を巡る「第15回全国盲導犬使用者交流会」が今月9〜11日、高松市内で開かれた。その中で、参加者が讃岐うどん店を訪れた際、入店を断られていたことが、18日までに分かった。身体障害者補助犬法では、民間施設でも盲導犬などの補助犬使用を拒まないようにという努力義務がある。高松市の障がい福祉課は「補助犬数が少なく浸透していない側面もある。啓発活動が必要」と話している。

http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20101019ddlk37040594000c.html

日頃、盲導犬を見る機会は、日本では少ない。だから、なかなか理解も進まないし、多分、利用にも隠れた障害となっているのであろう。
本日は、盲導犬について、Web上の記事を紹介してみたい。


http://www.moudouken.net/knowledge/article.php?id=31

皆さんにお願いです。

盲導犬ユーザーが安全に歩くために、下記のことは決してしないでください。

  • 声をかけたり、じっと前から見たり、口笛をならしたりしない。
  • 食べ物を見せたり、あげたりしない。
  • 盲導犬をなでたり、ハーネスを触ったりしない。
  • 自分のペットと挨拶させようと近づけたりしない。
http://www.moudouken.net/knowledge/article.php?id=31

盲導犬は、集中して「仕事」をしています。そういう存在の集中力を妨げる行為は、世間では邪魔、妨害、と呼ばれる行為です。動物に対しての、そういう認識を持ち合わせていない社会では、こういう事を勝手にする方々が多いです。*1
この後の文章は、「わたしたちにできるお手伝い」の項目で続いている。ぜひ、該当ページを読み、理解し、普及を助けてあげてください。

関連リンク
日本盲導犬協会
身体障害者補助犬 |厚生労働省


ちなみに、障碍者のおかれている立場を理解するとしたら、互いに協力し合うような、例えばゲームのようなものをしてみると良い、といわれている。障碍者の方も、実はハンデ故に、その感覚に煩わされない、という利点を持っていたりもする。
例えば、真っ暗闇の中で行われる、手探りのオリエンテーリング
盲人と、そうでない人が組むと、盲人がリードする場面が生まれたりして、必ずしも障碍者がリードされる、という場面のみにならなかったりもする。まあ、いろんな状況があるので、一概に言えることではないが。
また、「[“ユニバーサル”を創る!―ソーシャル・インクルージョンへ]」に出てくるが、「ハンディキャップテニス」というものもある。

参考書籍*2
[]

参考リンク*3
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/eisei/d_suteki/suindex.html

*1:かつて見た、セサミストリートなどでは、端的に、街角で出会った盲人と子供の会話で、これを学ばせていて、非常に自然な雰囲気の映像に感心した覚えがある。

*2:この書籍内にも記述が出てくるが、よく熟考して考えると、多様な項目について考えた場合、総ての人について、何らかの障碍を持っている定義が、実は可能。

*3:最後の方に、盲導犬の訓練の話が出てくる。