『沖縄の大学で講義に使われていた、教科書(ホメオパシー関連) - luckdragon2009 - 日々のスケッチブック』に再言及するが、書籍自体を排斥する事に意味はない。書籍自体は、編集方針が気に食わないかもしれないが、至極まっとなものだ。本来、書籍の項目自体は執筆者が自責で書くものであるから、執筆者の自画自賛なのは、他の書籍を見れば分かる通り、非常に当たり前*1。
執筆者の指定がいけないとか、執筆者の文面を変更しろ、とかいうのは、ちょっとした検閲ですね。
もちろん、医学書籍としてはいかがなものか、という意見はまっとうだが、代替医療*2としての資料としての書籍としては、特に変だという訳ではない。何か焚書めいた発言が出ていて違和感を感じたので、コメントしておく。*3 *4
*1:書籍は主張する文書。「正しい事が書かれている文書」ではない。該当書籍は「医学的には正しくない文章が書かれた、代替医療の文章としては正しい書籍」ですね。ニーチェの善悪の彼岸みたいな表現になっちゃった(苦笑)...。
*3:第一、義務教育じゃなく、大学の講義というのは、受講者は意見を言っていい場だと思うけどね。受講者は、講義の内容を常に鵜呑みにするか?、というのも大学生レベルの学生に関しては、少々失礼なんでは、と思ったが。
*4:医学系の学生だったら、普通に議論くらいすると思うけど。「思い込み薬」とか発言していた学生もいたんだし。日本の学生が従順すぎる、議論の習慣がない、というのは同意するが。