luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

ニセ医療情報のミスリードに騙されないためのリンク集

kikulog

http://www.guardian.co.uk/science/2010/jul/27/choice-fetish-homeopathy-policyLink
 ガーディアン紙に寄稿しているサイエンス・ライターの、今回の件に関する論説。
 英政府の決定はほんとに矛盾だらけでわけが分からないと。
 決定の矛盾しまくった文章(if regulation was applied to homeopathic medicines as understood in the context of conventional pharmaceutical medicines, these products would have to be withdrawn from the market as medicines. This would constrain consumer choice and, more importantly, risk the introduction of unregulated, poor quality and potentially unsafe products on the market to satisfy consumer demand. (もしホメオパシーの医薬品に一般の医薬品と同様の規制をかけたならば、ホメオパシー用製品は市場から回収しなければならなくなるだろう。しかしそうすると消費者の選択の幅を狭めることになり、より重要なことに、規制されない、低品質で、安全でない可能性のある製品を消費者の需要を満たすために市場に流通させる危険を冒すことになる))を引用して、筆者はSo we can't regulate these products as medicines because they'd end up being banned, but we'll let them be called medicines anyway? It gives me a headache just trying to think down to the level of the person who wrote this stuff.(つまり、ホメオパシー製品は結果的に禁止されてしまうので、医薬品として規制できない。しかし、ホメオパシー製品は医薬品と呼びつづけようというのか?この文章を書いた人間のレベルまで自分を落として何とか理解しようとするが頭痛がする)と。
 で、筆者は、政府は「消費者の選択の余地」という言葉を意図的に?「誤用」していると指弾しています。「コンドームを買いに薬局に行って、Durex(コンドームのブランド)一箱と靴下を出されても(両者は筒状の袋ということで形状的には同じかも知れないが)、それでは選択肢を示されたことにはならない」

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1280192041

ホメオパシーについての読売と朝日の詳報とホメオパシージャパンの反応 - Not so open-minded that our brains drop out.
ホメオパシーと養護教諭(@沖縄): ooyake

なぜなら専門職という資格は、学校の教科書を勉強して、
先生たちからも習って、試験にパスして得たもので、
それによって就職したり人の信用を得たりしているんだから。
その資格に代替療法は含まれてないでしょ。

どうしても代替療法をやりたいんだったら、資格によって
得られた仕事とは関係ないところで、個人として、堂々と
看板を掲げてそれだけやればいいと思う。

http://itokazu.cocolog-nifty.com/ooyake/2010/08/post-047c.html

朝日新聞の良記事(画像)