luckdragon2009 - 日々のスケッチブック(Archives)

luckdragon2009 - 日々のスケッチブック [過去記事]

多分、自分とは関係ない、と思っているからこそ、何度でも繰り返される悲劇

本日も忙しいので、簡易なコメントになります。*1
山口県助産師の民事訴訟が、他の助産師に伝わっていないか、というと多分違うと思います。kikulog にコメントされた方やなどは思う事、いろいろあるように思いますし、真摯に悩んでいると思います。また、ネットに参加されていなくても、現状を苦々しく思っている人はいると思います。
ただ、ネット上のコメントでも見られましたが、同様の事を行っていても、それは自分とは別の「ホンモノではない何か」が起こした事で、自分とは関係ない、というような意見をコメントする方々がおられました。
人は、なかなか現実に自分の身に起きないと、なかなか自分の事として考える事ができないようです。別のコメントでも書きましたが、数千分の一にしか起きないから、と、弾が一発入った拳銃をもてあそんでいる感覚なんでしょうね...。
意義ある議論のための手法 - Dr.Poohの日記

luckdragon2009 2010/07/16 20:55
これ、助産師との親和性というより、確率の薄さに寄りかかっているような気がしますよ。
ワクチンもいわゆる罹らない可能性もあるわけで。ビタミンKも、問題の発生率が数千分の一だったり。

...ワクチンも副反応というか反応はでるけど、重篤化しなかったり、いわゆる実際にウィルスに感染しないかもしれないけど、防護のために(無害化した株に)わざとかかるみたいなものでしょう。

そこらへんの感覚に頼って、実際に問題が出た時に、そんなはずじゃなかった、とか思っているのが、今回の助産師の状態かと。(母親は虚偽証言と、虚偽記載の影響の推測から、状況推測は止めておく。)

ある意味、私は大丈夫、みたいなどっかに弾が一発入っているロシアンルーレットしているみたいな感じかな。

でも、数千分の一ということは、世界に数千人は普通に存在している訳で、つまり誰かには命中する訳ですね。

http://d.hatena.ne.jp/DrPooh/20100715/1279209878#c

*1:他箇所のコメントなどで、「医療ネグレクト」を「医療ネグレト」と呼称していましたね。言い間違いなので、変更可能な箇所は修正しておきます。